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デザイン マネジメントを導入すべき企業とは!?

「デザイン マネジメント 専門ブログ」では、デザイン思考やデザインマネジメントを導入した企業の事例をいくつか確認してきました。
どの事例もデザイン思考をもとに顧客や問題の本質を理解し、それらの需要を満たす、あるいは解決するためのデザインコンセプトを打ち出し、技術者にもそのコンセプトを一貫させてサービスや製品へと仕上げています。

さて今回は、デザインマネジメントを導入すべき日本の企業について考えてみたいと思います。
まずは、過去にヒット商品を生み出し、すでに多くの顧客の支持を得ているが収益がいまいち上がらない企業こそ、まずはデザインマネジメントを導入すべきだと考えられます。

これを読むと「なぜこのタイミングでデザインマネジメントの導入が必要なの!?」

「すでに顧客がいるのだからその顧客を大切にしていけば良いのでは!?」といった疑問がありますよね。

そこで順番に説明します。
まずなぜ、このタイミングでデザインマネジメントの導入が必要なのかについてです。
これは日本の企業の体質が大きく影響しています。

多くの企業の部署は、それぞれの専門によって縦割りで分けられています。

破壊的イノベーションは、様々な専門分野の知識から生まれることがあるため、縦割りでは他の分野への交流が取りづらい状況になってしまっています。
また、今まで通り技術ありきの製品開発を行っていると技術先行の会社体制になってしまい、デザイナーの発言等が軽視されやすくなってしまうことも問題です。

次に「すでに顧客がいるのだからその顧客を大切にしていけば良いのでは!?」についてですが、これは深刻な問題です。
過去にヒットしたサービスや、製品を抱える企業はどうしても「持続的イノベーション」を注視してしまう傾向にあります。
理由として、以前成功したサービスや製品に固執し、その改良版ばかりを開発してしまう傾向があるからです。
特に、成功したサービスや製品が当初はユニークなものであっても、製品を更新していくにつれて平凡な製品に落ち着いてしまうことが多いのです。
この状況は、破壊的イノベーションが生まれる環境からほど遠い考え方に陥っています。

だから、このような企業こそデザインマネジメントを導入すべきだと考えます。

デザイン マネジメント導入は経営戦略

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では、どのようにデザインマネジメントを導入することができるのか。
それはずばり、会社のトップである代表社長がデザイン思考を身につけるのが最大の効果であり最短の近道です。
なぜなら、企業に外部から優秀なデザイナーを雇い、デザイナーが実力を発揮できる環境を整え、デザイナーに権限を与えられるのは会社のトップだけなのです。
だから今世界中で「デザイン思考」を身につけた経営者がとても貴重で重宝され、デザイン マネジメント導入からイノベーションを誘発させる組織デザイン(企業の環境づくり)の経営戦略の重要性が注目されているのです。

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